岩手県大槌町で、県外留学生の「自分らしい学び」を支える生活支援員

認定NPO法人カタリバ

Japan Posted October 27, 2026

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On-site Full-time Senior
Job Description

募集背景 東日本大震災により被害を受けた岩手県大槌町。カタリバはこの地で、10年以上にわたり教育支援に携わってきました。2011年12月に、子どもたちが集える居場所として「大槌臨学舎」の運営をスタート。そして、2019年度からは、学校と地域が協働することで、生徒にとっても保護者・地域にとっても魅力ある学びの場づくりを目指す取り組み、「大槌高校魅力化プロジェクト」に取り組んでいます。 大槌高校は、震災前には100名以上いた新入生が、2019年度に42名まで減少し、存続が危ぶまれる状況でした。町内で唯一の高校である大槌高校は、町の担い手を輩出する「地域振興の核」です。そこで、カタリバは大槌高校魅力化プロジェクトとして、地域探究カリキュラムづくりや全国からの入学者受け入れなどに取り組んでいます。 このプロジェクトの一環で、2020年度にスタートしたのが、大槌高校の新入生を全国から募集する地域留学制度「はま留学」です。生徒数の増加はもちろん、新たな人間関係による教育的効果、関係人口の増加等につながる施策として、町を挙げて取り組んでいます。 「はま留学」を決意する生徒たちは、偏差値や数字ばかりを気にする高校生活にどこか違和感を覚えたり、「自分が本当にやりたいことがわからない」「もっと新しい人や環境に出会ってみたい」といった葛藤や成長意欲から、地元以外の選択肢を探し始めます。全国に数ある留学先の中から大槌を選ぶ背景には、豊かな海や地域資源を活かした大槌ならではの学びに惹かれることはもちろん、家族のように温かく迎え入れてくれる地域の人々の存在があります。そして何よりも、このまちで楽しそうに自分のやりたいことに挑戦している「はま留学」の先輩たちの生き生きとした姿に触れ、「この場所なら、自分も成長できるかもしれない」と、大きな勇気を持って一歩を踏み出してくれています。 現在は全校生徒159名のうち、計17名の生徒が首都圏等から留学し、地域に新しい風を吹かせています。 今回、この「はま留学」の全国募集から、「はま留学」によって町にやってくる生徒(以下、留学生)の生活サポートや地域住民との接続まで、一気通貫で携わる生活支援員(生活支援コーディネーター)を募集することになりました。大槌の地で、新たな時代の希望と幸せをつくるこの取り組みに参画する意欲をお持ちの方のご応募をお待ちしています! *大槌高校のホームページは[コチラ] *大槌高校の生徒の活動の様子は[コチラ] *地域とともに学びの環境づくりを行う取り組みの様子は[コチラ] 仕事内容 「はま留学」の生活支援員(生活支援コーディネーター)として、主に下記2つの業務をお任せします。 ・「はま留学」で県外等からやってくる高校生の生活サポート、地域住民との接続 ・「はま留学」の募集・企画業務 「はま留学」で県外からやってくる高校生の生活サポート、地域住民との接続 県外から大槌高校に入学し、町内に下宿している留学生(現在17名)の生活サポートや地域住民との接続を通じて、留学生たちの意欲と創造性を育むための伴走を行います。具体的には下記の業務です。 ― 下宿先での子どもたちの生活サポート 留学生たちが起床してから登校するまで/下宿先に帰宅してから就寝するまでの生活サポートを担当。親元から離れて、慣れない環境で生活する高校生たちの不安に寄り添い、心身共に健康で留学生活を送れるように伴走します。 ― 先生や保護者との連携 大槌高校の先生たちとの関係性構築、留学生支援のための連携を担当。また、必要に応じて、留学生たちの状況や様子について保護者の方と連絡を取る場合もあります。 ― 地域住民とのイベント企画や地域プロジェクトへの伴走 留学生たちが大槌町に溶け込めるよう、地域の方々とのつながりづくりを担当。月1回ペースでの交流イベントの企画、留学生たちの興味・関心を起点としたプロジェクト支援などを行います。 「はま留学」の募集企画業務 大槌高校への進学を選んでもらえるよう、「はま留学」の募集企画を担当します。具体的には下記の業務等です。 ― 留学生の募集企画 全国から留学生を募集するための企画業務を担当。母集団形成のための広報・PR活動、学校説明会やオープンスクールの企画・実施、個別面談や大槌町への来訪の対応、入試関連業務など一連の募集業務を一気通貫で担います。 また、適性や状況に応じて、高校教育魅力化プロジェクトのコーディネーター業務をお任せすることもあります。 仕事のやりがい

  • 自信のなかった子が、自分の足で歩み出す。3年間の劇的な成長を一番近くで見守る喜び 学校内だけでなく「生活の場」まで支えるからこそ、留学生たちの小さな心の変化や、一歩踏み出そうとする葛藤にとことん寄り添い、一人一人の成長を後押しすることができます。 例えば、入学当初は「誰かと一緒じゃないと動けない…」と、自分に自信を持てずにいた留学生がいました。そんな彼女の心に火がついたのは、友人が地域の賞を受賞した時。その悔しさを原動力に、生活支援員との対話を繰り返す中で、彼女は少しずつ変わっていきました。「大槌の郷土料理を広めるプロジェクトをやりたい」という目標に向けて、視野を広げる問いかけや振り返りを生活支援員がサポート。最初は誰かの後ろに隠れていた彼女が、自ら企画を立ち上げ、地域の人へ協力を呼びかけにいく。最後には、自分の意志で一歩を踏み出せるまでに逞しく成長していました。 小さな悩みやモヤモヤを抱えた時に「実は…」と本音を語り合える。3年間という時間をかけて留学生に向き合い、成長を一番近くで見守れるのは、生活支援員ならではのやりがいです。
  • 留学生と地域の人々をつなぎ、町全体が温かい一つの「家族」になっていく手応え 生活支援員の役割は、留学生の生活面のサポートだけではありません。勇気を出して大槌高校に入学した留学生たちが「この町に来てよかった」と心から思えるように。そして大槌町の地域の方々にとっても、熱意ある留学生が「この町に居てくれてよかった」と思えるように。そんな留学生と地域双方を繋ぐ懸け橋の役割も担っています。 実際に、とある留学生が「自分がお世話になっている地区を盛り上げたい」と声をあげ、地域の方々と一緒に交流会を企画。その輪は地元の高校生にも広がり、大槌の日常に新しい風が吹き込んでいます。 そういった留学生の姿を見て、「この子たちのために、一肌脱ぐか」と、地域の大人たちが目の色を変えて動き出すことも。県外から来た留学生たちのピュアな熱量が地域を良い意味でかき乱し、子どもも大人も一緒になって変わっていくダイナミックな瞬間を味わうことができるのも、この仕事の大きな魅力の一つです。
  • 「はま留学」を通して、地域一丸となって大槌の未来を創り出す 生活支援員として、留学生だけでなく様々な立場の方と自らコミュニケーションをとっていきます。第3の家として留学生の暮らしを守る下宿先やホームステイ先の方々、留学生の活動を日々応援する地域の方々、留学生を送り出す保護者の方々、そして「はま留学」のプロジェクトをともに推進する行政の方や学校の先生方。 人と人の間に立つからこその難しさもありますが、その分、地域一丸となって「はま留学」という大きなプロジェクトを推進し、3年後に大きく成長した留学生を送り出せた時の喜びはひとしお。留学生たちの卒業を祝う地域送別会は、その象徴です。町長や教育長、そしてお世話になった地域住民が50名近く集まり、留学生を「地域の宝」として涙ながらに送り出します。 今、大槌町は「学びがふるさとを育て、ふるさとが学びを育てるまち大槌」を教育・まちづくりのスローガンに据えています。生活指導員の仕事を通じて、教育の枠を超え、地域の活気やこれからの未来を創っている確かな手応えと誇りを感じられるはずです。 スタッフの1日 勤務時間は、早シフト、遅シフト、朝夜シフトの3パターンがあります(詳細は、募集要項内「勤務時間」を参照)。早シフトの場合は、留学生たちが起床してから登校するまでの時間、遅シフトの場合は、留学生たちが下宿先に帰宅してから就寝するまでの時間、下宿先で留学生たちと一緒に過ごします。留学生たちが登校している日中は、スタッフも大槌高校内でカタリバが運営する大槌臨学舎で勤務します。1日のスケジュールは変動的ですが、一例(平日)を紹介します。
  • ある日のスタッフの1日 ― 07:00 始業、下宿先に到着、起きていない生徒への声掛け、体調不良等ないか確認 ― 07:45 生徒出発見送り ― 08:00 遅刻や欠席をする生徒について、下宿先・保護者に状況連絡 ― 08:30 高校到着、教育委員会との打合せ資料作成 ― 10:00 教育委員会での打合せ ― 12:00 ランチ休憩 ― 13:00 スタッフ同士で留学生の近況共有、タスク確認 ― 14:00 総合的な探究の時間の打ち合わせ ― 15:00 留学生と地域住民のイベント検討 ― 16:00 はま留学の広報記事作成 ― 16:30 終業 求める人物像 「地域留学」「地域活性化」「関係人口創出」「越境的な学び」「探究学習/PBL」などのキーワードに関心がある方 教員とは違った立場から高校生のサポートをしたい方 全国から集まる留学生に対して親身に、根気強く伴走する意欲のある方 自身も地方・地域での暮らしに関心のある方 Uターン・Iターンを希望している方 求めるスキル・経験 大槌町または近隣地域へ生活拠点を移すことが可能な方 詳細は募集要項をご確認ください
Required Skills
communication teaching
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